東大病院の先生の話なら信じられる<「ねばならない」を捨てて生きる>矢作直樹(幻冬舎)

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マワリテです。今日はアンチスピな方にも読んでもらえるかも、な本をさんぽします。

もくじ

アンチスピさんにも聞いてもらえる?

 プロフィールにもあるように、わたしの祖母は浄土真宗を熱心に信仰して一生を過ごしました。そんな仏様と共にあった祖母の、本当に娘なの?と疑いたくなるのが一人娘のわたしの母です。わたしが少しでもスピな話をしようものなら「あーやだやだ」を腕を組んでゾクゾクっというジェスチャー付きで反応する失礼な人です。そんなアンチスピな母にももしかしたら読んでもらえるかも?いざという時サッと差出したいと思っているのが矢作先生の<「ねばならない」を捨てて生きる>です

「東大病院の先生がおっしゃるなら」効果

 お医者さんの前で血圧が上がってしまうことを「白衣高血圧」効果と言うそうです。わたしはそれと同じように矢作先生の言うことなら信じられることができてしまうことを「東大病院の先生がおっしゃるなら」効果と呼びたいと思います。そのくらい母の世代には「東大」と「医者」の威力はてきめんです。矢作先生はそれを自覚し、説得力のある武器としていると思われます。先生のお役目の一つだと思います。

専業主婦の説得力

 この本で矢作先生は「風邪薬は飲まない」「健康診断の数値に一喜一憂しない」等、専業主婦のわたしが言っても相手にされないだろうアドバイスをしています。薬信者の母に言っても「はいはい」とスルーされる場面も矢作先生が言うなら(東大の先生があえてそう言うなら本当かもね)となるのです。
 そしてなんとこの効果は医療の話だけではなく嬉しいことにスピの話にまで効果を発揮するのです。
 本の序盤のテーマは「本は紙で読むのが一番」「使いづらい部屋に住む」等、健康をテーマに始まり、中盤で先ほどの「風邪薬は飲まない」のような医療のテーマになり、後半に「あの世の受容なくて医療問題の理解なし」「人間を創造したのは知的生命体」等、スピリチュアルなテーマに移ります。
 序盤のテーマならまだ専業主婦のわたしが言っても「そーねぇ」となりそうです。でも医療のテーマはわたしの経験からしてダメです。そして後半のスピなテーマになったら、スピに関心がある人ならともかく一般の人はNGになりがちです。先ほども述べましたが、矢作先生は自覚し、武器として使っているのでスピの話が説得力を失わないまま聞いてもらうことができるのです。矢作先生のおかげでわたしのような専業主婦がサッとこの本を差し出すだけで話を聞いてもらえる、という有難い本なのです。

フェイクニュースではない

 さてここからは矢作先生が後半に語っている先生の「見えない世界」の見解をさんぽしようと思います
 有名な大学病院のお医者さんだったこともあり、矢作先生の本を読む方はスピリチュアルとは無縁の方も多いと思われます。健康本として手に取る年配の方も多いでしょう。これまでの先生の本もスピリチュアルな内容は書かれていますが、医療、科学の視点を使い唯物主義な人にも抵抗が無いように配慮されていました。
 この本では「目に見えない世界」のことを「フェイクニュースではなく実在します」「令和はそういうタイミングです」と語り「あの世や魂や輪廻転生を理解しなければ医療問題は解決しません」とハッキリ、キッパリと断言しています。
 (ついに矢作先生が本でハッキリとおっしゃった!)と涙がにじむところです。「物理学の教授が実験中に高次元に出くわした」とアンチスピさんへのフォローを添えているのが矢作流です。

魂はエネルギー体

 「あの膨大な知識は何処へ行ってしまうのかしら、死んだら肉体と一緒に消えてしまうのならとてもむなしい」祖父が亡くなった時に祖母が独り言のようにつぶやきました。わたしがまだスピの探求を始めていなかった頃のこと、魂について何も知らなかったわたしも、それを聞いてむなしい、残念な気持ちになりました。その時のわたしたちが矢作先生のこの話を聞いたらどれだけ嬉しかっただろう。
 「わたしたちは魂はエネルギーの塊であり、エネルギーによって生きている。エネルギーの交換と交流は、次元を超え、時空を超え、永遠に続く」
 「この世で経験したこと、素晴らしい思い出、嫌な記憶、その時感じたもの、泣いて、笑って、怒って、寂しがって、迷って決断した、その感情全てがエネルギーです」

 気軽に、健康本だと思ってこの本を手に取った方を最後にここまで案内する、矢作先生とのさんぽはもう登山です。
 母にプレゼントしたいと思っています

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この記事を書いた人

信仰深い祖母と過ごした幼少期の体験から、亡き祖母が大切にしていた仏やその世界を理解したいと願い、本を通じて探求を始めました。読書の中で多くの発見を得て、少しずつ祖母の見ていた世界に触れられるようになり、その素晴らしさを今は多くの人と分かち合いたいと思っています。

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